2022年11月15日 [休業について]
「みじめな範囲」を逸脱しない
他と競争せず、自分のファンに対してだけ売る。
小さくて強い農業は、好きなことを続けるために「負けない」戦略であって、経営規模を拡大するための戦略ではありません。
大切なのは「拡大と成長は別だ」ということ。
規模を大きくしなくても、強さを磨いていくことは可能です。
強いファンに支えられる「小さくて強い農業」は、どこまで行っても「小商い」の範疇の物です。
飲食店で言えば、個性あるカフェやスナックのようなもの。
人の魅力、場の磁力の上に成り立つ商売で、再現性はありません。
ちょっとばかり売れ行きがいいからと調子に乗って、生産を拡大して分不相応な土俵に上がろうものなら、たちまち戦う相手の
レベルが変わってしまいます。
苦労した挙句に、コアなファンまで離れていくことになりかねません。