飲食店を経営するにあたり加入しておくべき保険とは？
| 大学を卒業して一時はサラリーマンとして働いていましたが、ずっと料理が好きで、どうしても自分のお店を持つ夢を捨てきれず、脱サラして約10年間いろいろジャンルのお店で修行を積んで貯金もして、ようやく夢が叶えられるようになりました。 前に働いていた店のオーナーシェフから開店資金を貸してくれる金融機関も紹介してもらい、お陰様で運転資金にも余裕をもって開店できるようにもなりました。 お店をはじめるのにあたり、私と妻の他にもホールスタッフを数人雇用しようと思っているのですが、飲食店を開業するにあたって加入しておいた方が良い保険が何か教えて欲しいです。 ちなみに、お店は居ぬき物件を借りることになり現在開店に向けて内装工事をしている最中です。 |
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火災保険に加入することは必須です
| 飲食店を経営するなら、火災保険への加入が必須となります。 店舗を借りるということで、不動産会社や物件の持ち主などから火災保険の加入を義務付けられていると思います。しかし、そのような保険のほとんどは、貸主に対しての損害賠償をメインにしている契約が多いので、補償内容をしっかり確認しておく必要があります。 たとえば、内装工事に1,000万円以上かけたのに、保証金額が100万しかなったら保険に加入した意味がほとんどないことになります。 火災保険は火事だけに対応している保険と勘違いしている方も少なくないようですが、火災保険には台風や洪水などそのほかのいろいろな災害に対応している補償もあるので、その点も確認しましょう。 また、火事などの災害が起きたときにはお店を休業しなければいけなくなる可能性が高いため、そんなときに備えた休業保険も用意されています。 休業保険は一般的に火災保険のオプションで加えるケースが多いので、提案されなかった場合は自分からオプションで付け加えることをおすすめします。 飲食店を経営すれば、お客様とのトラブルが起きることも考えられます。そんな場合に頼りになるのが賠償保険です。 賠償保険にも種類があって、どのようなトラブルが起きるかによっても補償内容が変わってきます。賠償保険は、何に対する補償が備わっているかをしっかり確認して加入してください。 ほかにも、従業員を雇用するなら労災保険への加入も必須となります。ただし、国の労災保険では最低限しか補償されないため、そこで不十分な補償は保険会社ともしっかり相談したうえで付け加えることを推奨します。 |
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