飲食店をはじめるときに火災保険に加入するのは強制か
良い賃貸物件が見つかり、好立地ではじめてのお店を開店できることになりました。 今はまだ賃貸契約も交わしていない状態で、準備を開始したという状況です。 お店をオープンするにあたり、予想以上にいろいろな費用がかかることが分かり、その中には各種保険もあるのですが、賃貸物件を借りるときに火災保険は強制で加入しなければいけないのでしょうか? もちろん火も取り扱うので火災のリスクには備えなければいけないことは承知しているのですが、もし火災が起きた際に火災保険に加入していればどこまでの保証を受けられるものなのでしょうか? 運転資金も確保したいので、お店が起動に乗るまでは可能な限り経費も削減したいと考えているので、不明な点は全てなくしておきたいので、分かりやすいご回答をよろしくお願いいたします。 |
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強制ではないが加入を入居条件にしている物件が多い
火災保険への加入は強制ではなく、加入しないとペナルティーが課されるということでもありせんが、多くの賃貸物件では火災保険の加入を入居条件にしていることから、事実上は強制されているのと同じです。 どうしても火災保険に加入したくないなら、そのことが入居条件になっていない物件を探すしかありませんが、賃貸物件で飲食店を運営する場合は、火災保険には加入したおいた方が良いと言えます。 当然ながら、自分たちの不始末で火災を発生させてしまった場合は、高額な厨房機器やお店で使用している什器や、被害を与えた近隣などへの賠償金の支払いを全て自分で負わなくてはいけません。 開業にあたり節約したい気持ちは分かりますが、一般的に火災保険料はそれほど高額でないため、それをけちってまで大きなリスクを負う必要はありません。火災保険に加入していれば、いろいろな補償を受けることができます。 火災保険と聞くと家事が起きたときの保険だと思っている方も多いと思いますが、落雷や風災などによる災害から家財道具などが被害を受けたときでも補償が受けられます。 さらに、現金や家財などが盗難に遭った場合も補償の対象となります。 また、火災や水漏れなどで物件に被害を与えた場合も、補償を受けることができます。誰かにケガを負わせてしまった場合も、補償が受けられるようになっています。 一口で火災保険と言っても、受けられる補償が多岐にわたっているので、補償内容も良く確認してうえで保険に加入するようにしましょう。 |
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