飲食店の保険に入る際のメリットと注意点は
ようやく長年の夢が叶い、今度小さいですが妻と協力しながら洋食屋をオープンできることになりました。 すでに物件も決めて契約もして、只今内装工事をしている最中で、メニュー作りにも励んでいるところです。 私は料理人として美味しい料理を提供して、妻が経営面を担当して、開店まもなくは人手が足りなくなることも予想されるので、人脈のある妻がスタッフの手配も完璧にしてくれています。 お陰様でこれまでせっせと夫婦で夢に向かって貯金もしてきたので、無借金でお店を出すことができるのですが、準備万端だと思っていたところに保険という問題が出て、忙しい中妻と二人で保険の勉強をしているところです。 ズバリ、飲食店が保険に加入するメリットと、保険に入る際の注意点があれば教えてください。 |
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全てを保険でカバーできないことは承知しておきましょう
飲食店に限らず、損保保険を利用するメリットは、何かのトラブルが起きたときの損害をできるだけ小さく抑えられることです。 特に飲食店の場合は、どんなに注意していても食中毒などのアクシデントが起きる可能性があり、食べ物を取り扱う際にはその他にも予期せぬことが発生する可能性が高いです。 そんなときに保険で万一にときに備えておけば、強制的な休業などに追い込まれても廃業や倒産を回避できます。 ただし、飲食店が必要な保険に加入していればどんなトラブルでも補償されるということではなく、その点は事前にきちんと把握しておく必要があります。 たとえば、お店側が故意に発生させたトラブルと判断されれば、たとえそうでなくても補償対象外となり、保険金を受け取れないことになります。 自分では気をつけていても、他のスタッフの不注意で食中毒を出してしまったり、誤って冷蔵庫の電源を落としていたりすることは実際に多くの店舗で起きていることです。 他にも、補償が適用になったとしても満足いく額を受け取ることができなくて、廃業に追い込まれてしまうようなケースも少なくありません。 保険に加入していて必要な補償をつけていても、免責金額や支払い限度額が設定されえていて、自己負担が大きくなってどうにもできなくなるようなこともあります。 保険金をアップさせることで補償額も高めることはできますが、そうなれば経営の負担が大きくなってしまいます。 どのような会社のどんな保険商品を選ぶかでも補償内容は変わってくるので、その点も慎重に判断してください。 |
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